朝起きてから夜寝るまでに何をしているのか
最近日が短くなってきた。もうすぐニュージーランドは冬至だ。
だから朝起きたときは真っ暗だし、寒い。もともと朝が苦手なので、真っ暗でしかも寒い時期は起きるのが嫌になる。でも、必ず毎日朝起きて、顔を洗ってご飯を食べて、そして仕事をして夜にはまた寝る。そして寝るとまた必ず起きなければならないので、朝起きる。その繰り返しだ。
朝起きてから夜寝るまで、考えてみると16時間とか18時間とか時には20時間近い時間がある。20時間と言えば、オークランドから飛行機に乗って日本まで行ってそのまままた飛行機に乗ってほぼ帰ってこられるくらいの時間だ。かなり長い。でもなぜか普段の一日はあっと言う間に過ぎてしまうことも多い。一体一日何をして過ごしているのだろうかと思う。
一日、朝起きてから夜寝るまでに何をしているのか、細かく検証してみると、結局ある瞬間には一つのことしかやっていないことに気づく。テレビを見ながら食事をするといっても、私が不器用だからかもしれないが、ある「瞬間」はどちらかしかしていない。仕事しながら遊ぶとか、子どもと遊びながら勉強するとか、そういうことはなかなかできない。
一度に一つのことしかできないので、時間が早く過ぎてしまうと感じるのだと思う。もし仕事をしながら遊びもできれば、一日の時間が余って仕方がないのではないかと思うが、そんなことはできない。そして、ある瞬間にやっている一つのことは、言い換えれば、その人の人生そのものだ。なぜなら、その人のその時間はその瞬間だけであり、その人のその時間であるその瞬間にその人がやっていることだけが、その人の行為であるからだ。
金曜日の午後。時間と行為について考えようと思って書き始めたが、その、その、その、とばかり書いているだけで、一体何を言いたいのか、自分でもよくわからなくなってきた。
それでは皆様よい週末を。
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