なぜ生きているのか
毎日毎日忙しくて、目の前にあるやるべきことをやることだけに追われて、日々同じことの繰り返しという生活になっているような時は、ものすごく基本的な質問をたまに自分自身に投げかけてみるのもいいと思う。
一体自分は何のために生きているのだろう。例えば幸せになるために生きているのだとすれば、幸せとは何なのだろう。
忙しすぎてそんな質問について考えたり答えたりしている暇はないかもしれないし、そんなことを考え始めたら今やっていることを根本から否定することになるのかもしれない。でも、ほんのたまには、シンプルで基本的な質問について考えてみるのもいいと思うのだ。
そして、そんな基本的な質問を、十代、二十代、三十代、四十代と少なくとも10年に1度くらいは真剣に考えてみる。そうすると、10年前に考えていたことと今の自分の考えていることが、かなり違っていることにも気づくだろう。
留学生は日本でずっと暮らしている人たちよりも、おそらくそんな基本的な質問を自分に問いかける機会が多いと思う。異なる文化の中でカルチャーショックを受けるだろうし、自分の所属しているものについても考えることもあるだろう。また、日本では出会わないであろう人達の影響を強く受けることもあるだろうし、留学後の自分の人生についても真剣に考える時間もある。そしてそのたびに、自分は何のために生きているのか、幸せとは何なのか、などと考えるのだ。
もちろん簡単に答えを見つけることはできないし、答えを見つけるために問うのでもないと思う。ただ、基本的な質問を自分に投げかけることで、今の生活を見つめなおし、将来の進む方向を考え、今日をどのように過ごすのかを決めるきっかけを得ることができるのだと思う。
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