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最近5歳の娘が「さっちゃん」という日本の童謡をよく歌う。

さっちゃんはね さちこっていうんだ ほんとはね
だけど ちっちゃいから じぶんのこと さっちゃんってよぶんだよ
おかしいね さっちゃん

この歌を聞いていて、娘の幼稚園の先生の言葉を思い出した。その先生は、「あなたの娘は、自分のことを「I」ではなく「○○」と名前で呼ぶ。それがとても面白い。」と言っていた。娘が幼稚園に通い始めて、英語環境の中での生活をスタートした頃のことだ。

確かに、ニュージーランドの子ども達は、自分のことを自分の名前で呼んだりしない。例えばミッシェルという3歳の女の子が自分のことを話すときに、「ミッシェルは、。。。」などとは言わない。主語は必ず「I」だ。でも、日本の小さな子、とくに女の子は自分のことを自分の名前で呼ぶことが多い。花子さんは「花ちゃんは、」と言い、さちこさんは「さっちゃんは、」と言う。

何故だろう。ひょっとしたら日本語には「I」にあたる確固とした言葉が、小さな女の子にはないのかもしれない。「わたし」というには幼すぎるし、「ぼく」は男の子だし、「うち」や「わて」や「せっしゃ」などは、大人でもあまり使わない。

あるいは、日本語では自分のことを話すときに、もともと主語を言わないことが多いのかもしれない。

または日本では、言葉を覚え始めた子どもに対して大人が「さっちゃんは何がほしいの?」などと言うのが原因なのかもしれない。英語では、呼びかけるときには名前は呼ぶが、子どもに対しても「You」を使う。What do you want? とは聞くが、What do Michelle want? とミッシェルという名前の自分の子どもに対して聞いたりはしない。

さっちゃんの歌を聞いて、日本とニュージーランドの違い、日本語と英語の違いについて考えた。

まあでも、日本で、ちいさい女の子が自分のことをさっちゃんと呼ぶのは、そんなにおかしいことではない。大きくなって自分のことをさちこ、と呼ぶほうが、よっぽどおかしい。