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今から7年か8年くらい前だったと思う。ニュージーランドの書店で売られていた雑誌に、「何故Japan ではなかったのか?」というタイトルとともに、iPod の写真が大きく掲載されていた。7~8年前だから、初代のiPod が発売されてから2~3年経った頃だったのだろう。

携帯音楽プレーヤーと言えばやはりその最初はウォークマンで、30年ほど前にそれが発売されたときの衝撃を覚えている方も世界中にたくさんいらっしゃるに違いない。でも21世紀になり、iPod はアメリカの会社が作り販売した。そしてiPod初代発売から約10年。未だに日本から世界を驚かすような新しい形の携帯音楽プレーヤーは出ていない。

その雑誌の記事の内容はほとんど覚えていないが、日本とアメリカ、日本の企業とアメリカの企業を主に比較していたと思う。そのときは、日本はまさに失われた10年と言われていたころだ。おそらく日本の経済の衰退と新しい商品の開発を関連させてその記事は書かれていたのだろうと思う。

確かに現在も、日本の国の経済は失われた20年となり、日本の企業も元気がない。でも、ウォークマンではなくiPod が10年前に世界中で大ヒットしたのは、それがアメリカという国やアメリカの企業が作り販売したという理由だけではなく、やはりそれを作って売った人間の力が大きかったのだと思う。先の雑誌の記事に関連して言えば、日本ではiPod を作って世界中に売ることができる人間がいなかった、あるいは、そういう人間を輩出することができなかったのだ。

今日、Apple の共同設立者である、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。心からご冥福をお祈りします。