あれから5年
5年前の2011年2月22日、午後12時51分に、クライストチャーチでマグニチュード6.3の地震が起こった。この地震で、日本人28人を含む185人の方々が亡くなった。
今日、クライストチャーチでは追悼式典が行われた。
185人の方々が亡くなったという人数の多さにショックを受けるけれど、以前にもこのブログで書いたかもしれないけれど、185人の方それぞれにそれぞれの生活があり、家族や友達がいて、夢があり、次の日の予定を立てていたのだ。その一人一人の人生が一瞬で失われてしまったことの意味をじっくりと考えると、何とも言えない気持ちになる。
先日クライストチャーチに行ってきたけれど、5年経って少しずつ町は復興している。特に市内中心部は、地震後しばらくあった立ち入り禁止区域も全てなくなり、こわれたビルはほとんど更地になり、新しい建物がどんどん建設されている。まだ、人々の生活の中心となるくらいまでは戻っていないけれど、この調子で商業ビルなどが建設さえていけば、2~3年後には、またカンタベリー地域の中心として、活気のある町になっていると思う。
KIA KAHA とは、マオリ語で、stay strongの意味だ。クライストチャーチの地震の後、人々を支えるキーフレーズとなった。これからどんどん復興が進んでいく今のクライストチャーチの人達にも、KIA KAHA の言葉を贈りたい。
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