元留学生と話をしてとても刺激を受けた
10月初旬から仕事で日本にしばらく滞在していた。
東京と大阪で実施した高校留学個人相談会にはたくさんの方にいらしていただいた。ありがとうございました。また今回は、ニュージーランドの政府の機関であるエデュケーションニュージーランドが主催するエージェントセミナーにも招待されて参加させていただき、そこでもたくさんの方にお会いすることができた。また留学生の親御さんや、毎年長期の留学に生徒さんがいらしている日本の高校の先生方にもお目にかかって、ご挨拶させていただくこともできた。ありがとうございました。
さらに今回は、今年の7月まで何年間かニュージーランドに留学していた弊社の元留学生と会うこともできた。彼は、語学学校に通っていた当時から持ち前の集中力と根気で他のどの留学生よりも勉強し、専門学校で資格を取り、その後ニュージーランドで仕事をして、私が知っている留学生の中でも、最もネイティブに近いレベルまで英語力を上げた学生の一人だ。
一緒に夕食をとりながら、近況をいろいろと聞くことができた。留学中もいろいろと考えてものすごく頑張っていたけれど、日本に戻ってからも、いろんな人達に囲まれて、いろんな機会に巡り会い、今では自分がやりたかった仕事をして、とても楽しそうな顔をしていた。今の生活や将来のことを語る彼の表情はとても生き生きと輝いていて、話を聞いている私もとてもうれしくなった。
彼はまだ20代前半の年齢だけれど、英語力は問題なく仕事ができるレベルだし、ニュージーランドの資格も持っているし、いろんなことを冷静によく考えているし、時代や社会のこともよく見ているし、自分の将来についても客観的にしっかりと考えている。本当にすばらしい若者だ。彼と話しながら、バブル経済絶頂期で浮かれまくっている社会の中でぼーっと何も考えずに過ごしていた自分の20代前半の時のことを考えて、恥ずかしくて耳が赤くなった。
そしてそれと同時に、自分も彼のように頑張ってみようという気持ちにもなった。留学生に対して偉そうにアドバイスなんかをいつもしているけれど、その自分は彼のようにできるだけのことを今やっているのだろうか、と考えると、自信を持ってイエスとは言えない。彼から出ているポジティブなエネルギーを感じていると、自分ももっとやれることがあるのではないか、と刺激を受けた。
その日その日を真剣にポジティブに生きている人と話をすると、こちらまでポジティブになって、自分も何かやってみようという気持ちになる。彼のことをこれからも応援すると同時に、今回日本で会って話ができてどうもありがとう、と言いたい。
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