ニュージーランド現地無料留学エージェント

昨日は、ロトルアにいる留学生達とうちでランチをした。中学を卒業後3年間ロトルアの高校で留学をしていた高校留学生が11月末で日本に帰国するので、そのフェアウェルも兼ねて集まった。

ランチの後は、雨も降っていたので、家の中でゲームをしたりトランプをしたりして遊んだ。トランプはうちで昔使っていたカードを用意した。そのカードは日本から持ってきたもので、最近は全く使っていなかったものだ。

ふとトランプのカードが入っているケースの底を見ると、誰かが日本語で書いた小さなメモが入っていた。よく読むと、14年ほど前にニュージーランドで暮らし始めた当時、一緒に働いていたワーホリの人のメモだった。そこには、当時みんなで遊んでいたゲームのルールが書かれていた。読んでみた。

1はみんな飲む。2から5は好きな人に飲ませる。6は隣の人が飲み終わるまで飲む。7から12は数字に応じたゲームをする。13はみんなの中心に飲み物を置いて飲む。。。

思い出した。当時一緒に働いていたスタッフとよくやっていたトランプゲームで、カードを引いて、とにかく飲む、というゲームだ。ルールは細かく決められているが、とにかくどんなカードが出ようが、誰かが飲むことになっている、そんなゲームだ。当時は夜11時頃まで仕事をして、その後ニュージーランド人も日本人もみんなスタッフがうちに集まって、明け方までそのゲームをよくやった。スタッフも20代前半の人がほとんどだったし、私も今より14歳ほど若かったので、仕事の後でも夜通し元気でよく遊んだ。

そのメモを書いたスタッフは、今年の2月にロトルアで結婚式を挙げて、今は東京で翻訳の仕事をしている。また一緒に遊んでいたニュージーランド人のスタッフの一人は、ニュージーランドで学校の先生になって、同じく高校の科学の先生と結婚して二児をもうけて、いまは海外で暮らしている。その他、当時ニュージーランドで付き合っていた日本人同士が結婚して日本で仕事をしていたり、ロトルアで出合った人とオーストラリアで住んでいたり、オークランドで起業したり、日本で夫婦で店をやっていたり、当時みんなで馬鹿騒ぎをして遊んでいた頃からは、想像もつかなかった人生を、それぞれが歩んでいる。

そしてふと目の前を見ると、20代前半のワーホリ達や、後2年か5年もすれば20代になる高校留学生がいた。今一緒にトランプをして遊んでいる彼等も、後14年もすれば、今は想像もできない人生をそれぞれが歩んでいるのだろう。