ひょうが降った

つい先日11月11日のこのブログで、ロトルアは今日もいい天気だ、などとノー天気に書いたところだったが、昨日11月15日月曜日の夕方、ロトルアでは急に雷がなって雹(ひょう)が降った。

私はロトルア市内にいて、郊外に向かって車を走らせ始めたところだったのだが、雲行きが怪くなって雨が降りそうだな、と思っていたらいきなり車の屋根がバラバラと大きな音がした。大粒の雨かと思ってフロントガラスを見たら、米粒3つ分ほどの大きな白い塊が無数にどんどんと空から落ちてきていた。車を走らせているとフロントガラスにガンガンという音でぶつかって、ガラスにひびが入るのではないかと思っほどだ。

そしてさらに雷の音がして稲妻が走り、雹はどんどん激しくなり、歩道の芝生の緑の上にみるみる積もっていった。

ロトルアで14年以上暮らしているが、こんな経験は初めてだ。特に11月も半ばに差し掛かり夏も目の前になって雹が降るなんて、考えられない。

今朝の新聞を読むと、ロトルアのしかも一部で雹が降ったらしい。どこかの家の庭に積もった雹で雪だるまを作っている写真なども掲載されていたが、私の家の庭にはほとんど積もらなかったので、数キロの範囲で激しく降ったのではないだろうか。

今日は一転していい天気で暖かい。昨日の雹は一体なんだったのだろうと思うくらいだ。

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