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ロトルアは、人口約7万人の国際観光都市だ。日本で人口7万人といえば小さな町のイメージだが、ニュージーランドでは、7番目か8番目くらいに大きな町だ。人口の割には、日常生活で必要なものは全てそろっている。学校、病院、スーパーマーケットなどが町の中心にあり、生活には困らない。まあ、日本の大きな都市ほど便利ではないし、コンビニも無いので、日本の大都市から来た若い人たちにとっては、遊び場が少なく感じるだろうが、ニュージーランド風の生活スタイルで生きていく限りは、不便はあまり感じない。

街の中心はこじんまりとまとまっていて、坂道がほとんど無く、徒歩で歩き回れる。そして、おそらく他の町よりもレストランやカフェなどは多いと思う。観光客がたくさんくるからだろう。当然、ホテルやモーテル、ホステルなどの宿泊施設はたくさんある。

夏のホリデーや土日にロトルアの街を歩いていると、知っている人によく出会う。湖のほとりのプレイグラウンドに週末に行くと、ロトルアの高校の校長先生がお子さんを連れて遊びに来ていたり、語学学校のスタッフが家族でのんびりしていたりする。また、先日レストラン街を歩いていたら、ポリテクの英語コースの先生と娘さんにお会いしたし、高校留学生のホストファミリーがカフェの外のテーブルでコーヒーを飲んでいたりもした。

そしてその度に、握手をしたり、ハグをしたり、「最近元気だった?」と挨拶したりする。普段は仕事上での付き合いが中心だが、休みのときに街で会うと、友達のように接してくれる。そういえば休日にロトルアの街を歩くと、いろんなところでいろんな人が握手をしたり、ハグをしたり、挨拶を交わしたりしている。それだけ、街で知り合いに会う確率が高いのだろう。これは、オークランドなどの大きな都市ではなかなか無いと思う。

だから、仕事上の付き合いから始まった人間関係も、次第に友達のようになっていくことも多い。ある高校の英語の先生などは、最初お会いしたのは高校で仕事の用件だったが、お互いに子どもが生まれたりして、家族ぐるみで家を行ったりきたりするようになった。また、プレイグラウンドでお会いする高校の校長先生とは、お互いの子どもの幼稚園や小学校の話をしたりもする。だから、仕事の付き合いとはいえ、お互いの家族構成くらいは知っている場合が多い。

かといって、人間関係が密すぎることも無い。イメージで言えば、日本の昭和の30年代から40年代くらいの町の雰囲気があるかもしれない。お互いに少しずつ知り合いで、少しずつ人のことを気にかけていて、会えばしっかりと挨拶し、仕事のときは仕事の関係を保っている。

そのあたりが心とても心地いい。