昨日、ロトルアの高校で行われた学生の表彰式に行ってきた。

この表彰式は、昨年に行われた、国の統一試験であるNCEAの試験で優秀な成績を修めた学生などを表彰する式典だった。毎年１１月中旬から１２月初旬の学年末に行われるNCEAの試験の結果は、翌年の１月中旬に発表される。ニュージーランドの学校は、１２月中旬から１月下旬まで夏休みで２月初旬から新学年が始まるので、NCEAの試験の成績優秀者の表彰は、例年２月に各高校で行われている。

キックオフNZ の高校留学生の中に、NCEAの試験で優秀な成績を修めて表彰される学生がいて、学校から表彰式への招待状が届いたので、参列してきた。

式に参列する保護者は、まず学校の受付に行き到着を報告する。そしてそこで式典が始まるまで待って、先生やヘッドボーイ、ヘッドガールなどと一緒にみんなで式場に入場する。式場には全校生徒が既に座って待っている。全員が入場したら、校長先生の開会の辞の後、国家斉唱、そして昨年Year11 だった学生の成績優秀者から一人ひとり表彰が始まる。

参列している保護者は、息子さんや娘さんが表彰台で賞状をもらうときはとても誇らしげで、何枚も写真を撮っていた。私も保護者の代わりとして参列させていただいて、学生が表彰されるときは、とてもうれしい気持ちになった。本来ならば、日本の親御さんが参列されたいのだと思うが、１時間程度の表彰式のために日本からロトルアにいらっしゃるのは実際には難しい。だから、日本にいる親御さんの気持ちになって、昨年勉強をがんばった学生を誇りに思って参列させてもらった。

式典の後、日本の親御さんに報告のメールを送ったら、「よくがんばったんですね。体に気をつけて、留学生活を楽しむように伝えてください。」という返信を頂いた。留学先の高校で、現地の学生に混じって成績優秀者として表彰されることを、本当に誇りに思っていらっしゃるのだと感じた。

この留学生も今年が高校留学の最終学年。実際は後９ヶ月余りだ。一日一日を大切に、楽しんでほしい。