うるう年は何故2月に1日足すのだろう
今年は4年に一度のうるう年だ。今日が2月28日だから明日は3月1日ではなくて、2月29日と呼ばれる。そして3月1日になるのはあさってということになる。
4年に一度のうるう年に2月29日を1日足すのは、1年365日とすると段々実際の地球の動きとずれてくるからだろう。おそらくえらい人達が計算して、4年に一度一日を足せばそのずれがおおよそ修正されるという結果になったのだろう。
でも何故2月29日なのだろうか。おそらく2月がもともと日数が少ないという単純な理由だとは思うが、別に6月31日にしてもいいし、10月0日にしてもいいと思う。また、8年に一度2日増やしてもいいし、12年に3日でもいいだろう。結局トータルで自然界と調和が取れればそれでいいのだ。
そう考えると、今日が何月何日、というのは、人間が決めている決まりごとに過ぎないということがよくわかる。別に、4年に一度の2月29日でも、8年に一度の6月31日32日でも、12年に一度の10月0日、11月0日、12月0日でもいいのだ。だから、今年の桜の開花は平年よりも3日遅いですとか、入梅は例年よりも4日も早いですなどというのは少し滑稽でもある。そんなものは、うるう年にいつ1日を足すのかによって変わってくる程度のことなのだ。
うるう年について考えると、日付は「人間が決めたという事実」ということがすっと、浮き彫りになってくるように思う。
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