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スーパームーンという、満月が大きく見える現象が、5月6日にあったようだ。実際にロトルアで見た満月も、心なしかいつもよりも大きいような気がした。

満月の晴れた日は、ロトルアでは自分の影が地面にくっきりと浮かぶほど明るい。「あれっ、今夜は明るいな。」と思ったら満月だった、ということもある。それだけ月が見える時間が長い、つまり、夜空が広いということだ。

昼間も同じだ。空がとても広い。晴れた日に普通に前を向いて歩いていて、視界に青空が入ってこないことはありえない。うつむいて足元ばかり見て歩いていない限り、必ず青空を目にする。日本の都会では、前を向いて歩いていても、視界に空はほとんど入ってこない。だから、空の色も気にならない。そして日本の都会の夜は、照明がとても明るいので、満月でも新月でも、自分の影の濃さは変わらない。

スーパームーンも、ニュージーランドで見るのと日本で見るのとでは、その大きさも違っていただろうと思う。