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うちのベランダの隅に、プラスチックの赤いマグカップと青いマグカップが並んで置かれてから2週間ほどが経つ。赤いマグカップの中には水に浸かった生卵が入っており、青いマグカップの中にはコーラに浸かった生卵が入っている。

マグカップ2つと生卵2つ、それにコーラを使いたい、と6歳の娘が急に言い出して自分でセッティングしたものだ。私としては、なんだかよくわからないし、水もコーラも段々汚くなってくるし、なんとなく臭いもするし、しばらくしたら黙って捨ててしまおうと思っていたら、昨日は「硬い棒はない?」と言ってきた。どうも怪しげな様子だったけれど、どうぞと割り箸を渡すと、2週間水とコーラに浸かっている生卵を、割り箸でコツコツとたたいて、「うーん、まだ硬い」などと言っていた。

これは何をしているの?と聞いてみると、学校でも同じ実験をしているとのこと。「卵の殻は歯と同じ成分でできているので、水につけた卵の殻は時間が経っても固いままだけど、コーラにつけた卵の殻は柔らかくなる」らしい。なるほど学校の先生としては、「コーラを飲みすぎると歯が溶ける」ことを、この実験を通して子ども達にわからせたいのだと思う。

なかなか面白い実験だ。けれど、歯もコーラに2週間以上ずっと浸けていたら、そりゃ溶けてくるだろうから、この実験で卵の殻が柔らかくなったからといって、子ども達がコーラを飲むのをやめるかどうかは、よくわからない。どちらにしても、コーラに浸かった卵の殻が早く柔らかくなることを祈るばかりだ。

もうしばらくは、うちのベランダに2つのマグカップが置かれ続けることになるのだろう。