四季のあるニュージーランドで暮らす
UenoT久しぶりに、しとしとと雨が降り続いている、NZロトルア。
今年に入って雨がほとんど降らない日が続いて、最近ようやく少し降って、そして昨日くらいからまとまった雨が続いていると、なんだかほっとする。ひょっとしたら、ずっと雨が降らなかったので、体が本能的に雨を欲していたのかもしれないとも思う。ずっと雨だと嫌な気分にもなるけれど、今日は雨の音を聞いていると気分がいい。
でも、この感覚は、四季や梅雨の季節のある日本で生まれ育ったから感じるものなのかもしれない。例えば一年中ほとんど雨の降らない地域で生まれ育った人が今ニュージーランドで暮らしていても、久しぶりのまとまった雨にほっとしたりはしないのかもしれない。なぜならその人にとっては、ずっと雨が降らないことが子どもの頃は当たり前の出来事だったからだ。
そう考えると、子どもの頃にどんなところで育つのか、その環境はその後の人生に大きな影響を与える。私が四季のあるニュージーランドに魅力を感じて暮らしているは、四季のある日本で生まれ育ったからなのだろう。
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