すでに街はクリスマス
ニュージーランドの街はすでにクリスマスショッピングの雰囲気だ。どの店も赤と緑の飾りつけをして、人々はクリスマスプレゼントを買い始めている。
ニュージーランドのクリスマスは、普段離れている家族が集まる年に1回の大きなイベントだ。家族と離れた街で大学に通っている子ども達も、夏休みで実家に帰ってくる。そして12月25日は家族みんなで集まって、一人ひとりプレゼントを渡す。プレゼントといっても、そんなに高価なものをやり取りするわけではない。2ドルショップ、日本でいうと100均で買ったようなものも多いけれど、とにかくみんなとプレゼントを交換する。小さな子ども達は、自分でかいた絵や自分で作ったカードなんかをプレゼントすることもある。
とにかくお金はあまりかけずに、でも家族に対する気持ちを表そうとするのが、ニュージーランドのクリスマスだ。
家族みんなが集まる日なので、当然店は全て閉まっている。12月25日に街に買い物に行っても誰もいないし、店もほとんど開いていない。
日本も昔のお正月は家族が集まる日だったように思う。でも今は1月1日から初売りが始まり、普段と変らない雰囲気だ。
日本でも、1年に1度くらい、家族全員が集まってのんびりと過ごす日があってもいいと思う。ほとんどの店が閉まっていても、1日くらいなら全く問題ないのではないだろうか。
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