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英語の習得は若いうちのほうがいい、と言う。私もそう思う。

なぜなら、若い人のほうが脳が柔らかいので、どんどん新しいことを吸収する。だから、新しい言語の習得も、若い人のほうが早い、と言う。

確かに、年を取ると、物忘れが多くなったり、新しいことを覚えられなくなったり、脳の働きが落ちていることを感じたりする。私も、冷蔵庫の扉を開けて「ハテ、何を取ろうとしていたのか」と思うこともたびたびあるし、新しいパソコンのソフトや携帯電話のアプリを使っていて同じところを何度も間違えたりするし、本を読みながら気づけば他の事をボーっと考えていたりする。若いときには脳がもっとシャキッとしていたと思うのだが、最近はどうも全体的に鈍くなっていると感じる。

でも一方で、脳の働きがシャキッとしないということは、英語の習得にはあまり関係がないようにも思う。英語の習得には、脳の働き以上にもっと直接的に関係することがあるように思うからだ。

それはやはり、どれだけ恥ずかしがらずに英語を使うか、ということだと思う。年を取ると、立場や経験や自信やプライドなどが邪魔をして、他人の前で英語を恥ずかしがらずに使う、ということがなかなかできない。「こんなことも知らないのか、と思われるのではないだろうか」とか「こんな発音では恥ずかしい」とか、英語を使うことに集中できずに、周囲の目や反応を過度に気にしてしまう。そして、英語を使うことを躊躇してしまったり、話すことを最初からあきらめてしまったり、日本語で会話するときよりもおとなしくなってしまったりする。

ところが、若い人たち、特に十代の人は、立場や経験や自信やプライドといった余計なものが大人よりも少ないために、大人が持つ恥ずかしさやためらいを持たずに、英語を使う。これが、英語を習得するときにとても重要なのだと思う。

だから逆に言えば、脳の働きがシャキッとしなくなった私のような年齢の人でも、立場や経験や自信やプライドなどを全く気にせず、恥ずかしがらずに、ためらわずに、どんどん英語を使えば、その分、英語をどんどん習得できるのだと思う。