弊社の元留学生がトヨタヴェルブリッツの通訳兼地域貢献事業担当に!

先日、弊社の元留学生からうれしいしらせが届いた。

2014年から2016年まで3年間、ロトルアボーイズハイスクールでラグビー高校留学をしていた鳴尾裕貴君が、日本のラグビーリーグであるJapan Rugby League One のチームの一つ、トヨタヴェルブリッツで、通訳と地域貢献事業担当として採用されることが決まったのだ。

トヨタヴェルブリッツは愛知県豊田市にあり、元々はトヨタ自動車工業ラグビー部として発足し、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、そしてトヨタヴェルブリッツとその名称を変えてきた日本でもトップのラグビーチームの一つで、現在、オールブラックスの元ヘッドコーチのSteve Hansen氏がDirector of Rugby を務めている。

そのチームに、通訳として、そして地域貢献事業担当として採用されるのは、どのくらいの実力が必要かは、多くの方は想像ができると思う。

鳴尾裕貴君は、中学2年生のときに短期留学に来て、その後中学を卒業する直前にロトルアボーイズハイスクールで長期ラグビー高校留学を始めて、まじめにコツコツと努力をして、その実力を着実に伸ばしていた。

そして彼が留学2年目の2015年に、ロトルアボーイズハイスクールの1st XVがNZで全国優勝。翌年2016年に日本で開催されたサニックスワールドユース大会には、チームメンバーの一人として参加した。

鳴尾裕貴君のすごいところは、ラグビーだけではなく学業にも真剣に一生懸命まじめに取り組み、高校卒業後はストレートで筑波大学に進学。ラグビー部にも所属した。

さらに大学卒業後は、山口大学大学院経済学研究科の修士課程に入り、現在は2年目で、スポーツビジネスやスポーツマーケティングなどを勉強している。

彼には弊社の留学体験談も書いてもらったけれど、その中にも、

「英語を話せることは、僕の新たな武器になったと思います。」

と書かれている。

ラグビーの実力は、NZで優勝したチームであるロトルアボーイズハイスクールでもちろん伸ばしたけれど、それに加えてやはり、英語力を身につけたことが、その後の彼の人生を大きく変えたということなのだろう。

NZ留学で身につけたラグビーと、英語力。その二つの力を日本の大学や大学院でさらに磨き、その結果、トヨタヴェルブリッツの通訳と地域貢献事業担当というポジションを掴んだ。

弊社の元留学生の中には、日本でプロラグビー選手になっている人も3人いる。彼らも日本の高校生にはできない経験をして、その結果実力をつけ、夢を実現させた。

鳴尾裕貴君も、ラグビーに加えて、英語の実力、そして大学院での勉強や経験で、人よりも抜きんでた実力を身につけ、夢を実現させたのだ。

もちろん、ここまでくるのは並大抵の努力ではできないだろう。けれど、ニュージーランドでのラグビー中学高校留学のその先には、こんなすばらしいゴールも待っているということを、彼が示してくれたと思う。

先日、鳴尾裕貴君から、留学しようとしている人や留学している人へのメッセージをもらったので、ここで紹介したい。

鳴尾裕貴君からのメッセージ

ニュージーランドでの3年間は、僕にとって特別なものです。15歳で親元を離れ、言葉の通じない世界で過ごす経験は、留学をしないとできません。大変でしたが、今でも鮮明に覚えているほど毎日が充実していました。

留学している人へのアドバイスですが、3年間で英語が話せるように英語の環境に身を置くことをオススメします。

ニュージーランドでも携帯一つあれば、日本の文化に触れることができます。そうではなく、英語の環境に身をおき、日本語を忘れるくらいの勢いで生活するといいです。

携帯の設定を英語にする、英語の本を読む、英語のバラエティを見るなど、小さな工夫でいいと思います。その小さな工夫を毎日、楽しみながら続けることが大事です。僕はそれができていなかったので、今でも苦労をしています。

3年間あっという間ですので、精一杯楽しみながら頑張ってください!

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