留学生の成長の一つの証拠
中学高校留学生を長年サポートしていると、あるときに急に成長する留学生がいる。
留学を始める年齢や、留学期間、そしてもちろん個人個人で違いはあるけれど、日本の高校2年生にあたる、Year 12くらいで成長する人が多い。
そして彼ら彼女らの成長に気づくきっかけになるのは、留学生が、自分の言葉で語れるようになってくることだ。
それまではこちらの質問に対しても、「はい」とか「いいえ」とか、「わりました」とか「わかりません」とか、そんな簡単な返事しか返ってこなかったのが、少しずつ自分の考えやその時の状況、あるいは今後の計画等について、自分の言葉でこちらに話をするようになってくる。
あるいはこちらが質問をしなくても、自分の意見や気持ち、周りの状況や自分の行動について、自分の言葉で具体的にしっかりと語るようになってくる。
この変化は、急に、短期間の間に現れる人も多い。ほんの3ヶ月前までは、「はい」とか「いいえ」しか話さなかった留学生が、今週会ったときには、自分の言葉で語りだす。
その3ヶ月の間に、何か特別な経験があったのかもしれないけれど、多くの留学生を見てきて思うのは、そこまでのたくさんの様々な経験が、ある時期に、その留学生を一気に成長させるように思う。
もちろん、留学生全員が高校2年生の時に急に成長するわけではない。それはやはり、もともとのコミニュケーションに対する考え方や態度も影響するだろうし、留学生本人が成長したい、大人になりたい、そんな強い意志を持っているかどうかにも関わってくるだろう。
コミュニケーションの力を伸ばそうと思っている人や、昨日よりも今日の方が少しでも成長したいと思っている人、自分の中で大きなゴールを設定してそれに向かって毎日過ごしている人などは、それまでの経験を糧にして、ある日急に大きく成長する。
そして、それまで子どもだった人が青年になり、自分の言葉で、自分のことや周りのことをしっかりと語るようになるのだ。
十代の中学高校生の成長は、日々の経験の積み重ねが、コミュニケーションの変化という形であらわれる。
++++++++++
キックオフNZ では、4月30日(土)に、オンランでNZ中学高校留学および大学留学の個人相談会を実施いたします。
相談会参加費用は無料です。
事前の予約制です。
お問い合わせは以下からお早めにお願いいたします。
キックオフNZのSNS