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昨日、2021年9月13日(月)午後4時から、NZ首相と保健省長官が会見を開き、9月15日(水)以降のアラートレベルの変更についてアナウンスがありました。

オークランド地域は、8月18日からアラートレベルがLevel 4 でロックダウンが続いていますが、オークランド地域以外は、9月1日にLevel 3 、9月8日にLevel 2 、とだんだんアラートレベルが下がってきています。

昨日の会見で、オークランド地域のアラートレベルは、9月21日(火)午後11時59分まで、Level 4 のまま継続されることがアナウンスされました。ただし、現時点での予定としては、9月22日(水)から、Level 3 に引き下げられることも合わせてアナウンスされました。

オークランド地域以外のアラートレベルは、9月21日(火)午後11時59分まで、Level 2 のまま継続されます。その後のアラートレベルは、9月20日(月)に改めてアナウンスされる予定です。

昨日発表された市中感染確認者数はNZ全国で33名。全てオークランド地域です。今回の感染拡大では、8月29日に一日83名の市中感染が確認されたことを考えますと、感染確認者数は減ってきています。ただ、ここ3日間は、23名、20名、33名と減少にブレーキがかかってきているようにも見えます。

新型コロナウイルス感染が「ロング・テイル(長いしっぽ)」と呼ばれる所以です。

ニュージーランドでは、新型コロナウイルスの市中感染拡大に対処する大きな方針は、NZ全土をロックダウンして人流を止めた上で、検査を幅広く実施して、市中感染者をできるだけ確認し、隔離することで、「市中感染者をゼロにすることを目指す」という方針です。これは昨年から変わっていません。

この方針には賛否両論ありますが、今回の市中感染の拡大に対しては、引き続きこの方針で対処することになるようです。

しかしながら、8月12日に発表された入国制限緩和プランでは、これまでの厳しい入国制限から一転して、2022年からは原則として入国を許可する方向で体制を整えていく予定だということがアナウンスされていますので、市中感染者ゼロを目指すという基本方針も、今後は変わる可能性もあります。

そのキーになるのはおそらく、ニュージーランド国内のワクチン接種率だと思います。

ワクチン接種は、先週までのデータでは、1回目の接種を終えた人が約286万人、2回目も終えた人が約146万人となっています。たとえば9月11日(土)には一日で約3万3000人が接種していますので、この調子で接種が進めば、人口約500万人の内の対象者がほぼ接種し終えるのには時間はかからないように思います。

また、昨日のNZ首相の会見では、現在12歳以上の接種対象年齢を引き下げることも言及されました。今後、12歳未満の人に対するワクチン接種も行われるのではないでしょうか。

ニュージーランドは、昨年は新型コロナウイルス感染拡大に適切に対処し、世界でも珍しいコロナフリーカントリーの状態を維持してきました。今回の感染拡大に対しても、迅速で厳しい対処をとっていますので、また必ずコロナフリーカントリーに戻ると思っています。

COVID-19 media conference — 13 September 2021 at 4pm
https://covid19.govt.nz/alert-levels-and-updates/latest-updates/covid-19-media-conference-13-september-2021-at-4pm/

COVID-19: Vaccine data
https://www.health.govt.nz/our-work/diseases-and-conditions/covid-19-novel-coronavirus/covid-19-data-and-statistics/covid-19-vaccine-data

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