短期留学にゲーム機を持ってくる
夏休みを使って、5週間の予定で留学に来ている中学生。2週間終わった今日は、少し体調を崩して学校を休んだ。昼間、ホームステイファミリーがどうしても外出しなければならないということで、3時間ほどお預かりして一緒に過ごした。
朝痛かったお腹も昼間はかなりよくなって、お昼ご飯に作って出したおにぎりも2つペロッと食べていた。そして、ホームステイファミリーが迎えに来るまでの時間、彼はゲームを取り出して、一人でやっていた。聞くと、日本ではほとんど皆友達はゲームを持っているという。友達の家に遊びに行くということは、ゲームをやりに行くという意味だとも言っていた。確かに、ポータブルのゲーム機でもやってみるとおもしろいし、対戦もできるということで、持っていれば一人のときでなくても必ずやるだろうと思う。大人でもおもしろくてやめられないだろう。ニュージーランドでも、ゲームソフトショップにはいつも子どもたちがいる。
初代ファミコンが登場したのは私が丁度大学生くらいの時だ。下宿生は夜中までずっとやっている者も多くて、それで授業に遅刻したという友達もいた。だから、ファミコンが出たころに生まれた世代からは、物心ついたときから家にゲームがあったのだろう。そして、今のゲームはソフトもハードももっと楽しく遊べるようにできているし、大人も子どもも一緒に楽しむこともできる。そういう世代の人たちは、短期留学にゲーム機を持ってくるということも、至極自然なのかもしれない。
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