最新で正確な情報であるかどうか判断する
UenoT以前もこのブログで書いたが、判断を下すためには最新で正確な情報を集めることが大切だ。だが最新で正確な情報を集めるというのはなかなか難しい。
インターネットやマスメディアの情報の中には、最新で正確な情報もたくさんあるだろうが、どの情報がそれにあたるのか、見極めるのは簡単ではない。AさんとBさんがミーティングをした後、Aさんが「ミーティングの内容はこういうことでした」と話す内容と、Bさんが話す内容が違っていたとき、実際にどのようなことが話されたのかを正確に知ることは難しい。
私も含めて多くの人は、自分にとってより都合のいい話や先に聞いた話を信じてしまいがちだし、あの人が言っているから大丈夫だとか、あの人が言うから間違っているとか、主観的な基準で判断してしまうことも多い。そしてさらに世の中には、他の人をミスリードするために、わざと最新で正確ではない情報を流す人たちもいる。そうすることで何らかの利益を得られる場合はなおさらだ。
そうなってくると、自分に関係のある情報は、それが最新で正確な情報であるかどうか、誰かが自分をミスリードしていないかどうか、などを最終的には自分自身で判断しなければならない、ということになる。当然、ミスリードしたりする人が悪いのだが、これからの世の中、ミスリードされないようにするためにはどうすればいいのか、どういう態度でどういう力を身につけなければならないのか、ということも考えて、そして実行していかなければならない時代になってきていると感じる。
生きていくために私たち一人ひとりが求められる力が、どんどん大きくなってきている。
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