「あれっ」と引っかかる
ニュースを見ていて、何か「あれっ」と引っかかることがたまにある。
何故今頃数字の間違いを公表するのかとか、何故そこまで大騒ぎするのかとか、何故そんなに極端な行動を取ってしまうのかとか、何故最近よく故障するのかとか、何故明らかに事前にわかっていたことに対処していなかったのかとか、あるいは、スポットライトを浴びていない当事者はどうしているのだろうかとか、そういえば関連したニュースを最近聞かないとか、たくさんのニュースの洪水の中で注意をしていないとさらっと流してしまうことに、たまに何か引っかかることがある。
確かに、プログラムのミスで数字が間違っていたのは本当なのかもしれないし、明らかに法律違反なのかもしれないし、実際にとても悪いことなのかもしれないし、たまたま最近故障が多いのかもしれないし、予想外の動きがあったのかもしれない。そう考えてニュースの表面だけを追って納得するのも一つの方法だろう。
でも、「あれっ」と引っかかるものを感じたときは、ニュースのもっと深いところや裏側に、何か別の動きや状況があることも多い。公表された数字の間違いは、プログラムのミスではなく何か他の理由があったのかもしれない。大騒ぎするのは、関連する組織に何らかの思惑があるのかもしれない。極端な行動の裏には、隠れた大きな力が働いているのかもしれない。故障は小さいもので、運転には影響はほとんどないのかもしれない。対処できないことを明らかにすることで、何らかの利益が生まれるのかもしれない。
ニュースを見ていて何か「あれっ」と違和感を感じたときには、その背後にあるかもしれないものに、少しだけでも考えをめぐらせてみるのもいいと思う。
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