気がつけば、もう
気がつけばもう8月23日だ。ついこの間8月になったばかりのような気がするが、いつの間に3週間以上も過ぎたのだろうと思う。
そんなことを言えば、気がつけばもう今年も8ヶ月が過ぎようとしているし、二十一世紀も11年目だ。そして、この間日本から到着して留学を始めた高校留学生も、今年の12月で卒業して日本に帰るし、また、自分自身も気がつけばもうこんな歳になっている。
時間はあっという間に過ぎていく。
この時間の感覚は、歳をとればとるほど速く感じる、と言う人もいるが、私は、過去に絶対に戻ることができないという確信も、一つの理由だと思う。もし自由に過去に戻ることができたら、時間が経つのが早いなどあまり感じないだろう。でも実際には絶対に過去には戻れないとわかっているので、過ぎ去ったものが遠くに感じてしまうのだと思う。
年や月や日など数字を使って時間を表すのがそもそもの間違いなのかもしれないし、もしかしたら実際に8月だけ速く進んでいるのかもしれない。でもどちらにしても、今日は8月23日で明日は確実に24日になってしまうのだ。
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