NZの春は日本の秋
ニュージーランドで暮らしていて、日本との間を行き来すると、季節の違いを感じる。
特に日本の夏や冬はニュージーランドとは季節が真逆なので、何度経験しても、身体が慣れるのに2~3日かかる。
長期の高校留学生達は、日本の真冬の1月末頃に渡航して、ニュージーランドの真夏に到着し、12月、ニュージーランドの夏が始まる頃に寒い日本に一時帰国する、というサイクルを何年か繰り返す。若いから順応するのは早いと思うけれど、両国の気温差が大きいので特に最初の年は戸惑うかもしれない。
でも、ニュージーランドの春は日本の秋だし、日本の春はニュージーランドの秋なので、今頃の季節や4月頃は、気温は同じくらいだ。
例えば明日のロトルアの最高気温は19度、最低気温は8度の予報だ。クライストチャーチは最高が19度、最低が5度だ。
そして東京は最高気温が16度で最低が13度だから、一日の中の気温差はニュージーランドがとても大きいけれど、日中の気温はあまり変わらない。だから、今、日本からニュージーランドに旅行や留学に行くと、服装はそのままでもいいくらいだ。ただニュージーランドの朝晩はまだ冷えるので、冬の服装を一着持って来るといい。
日本は今からだんだん寒くなり、来月には紅葉も見られるのだろう。ニュージーランドは日が長くなって来て、来月には夏の到来を感じる日も出てくる。
季節が逆の国を行き来すると、地球の大きさや不思議さを感じる。
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