大人と子どもは別々に食べる

最近は日本でも多くなってきたのかもしれないけれど、ニュージーランドでは何組かの家族が集まるホームパーティがよくある。

家族で集まるので、大人から小さな子どもまでいろんな年齢の人達がいることも多い。

そんな時ニュージーランドでは、子ども達と大人達は基本的には別々に食事をする。夏はもっぱらバーベキューをするのだけれど、大人の男性がバーベキューをどんどん焼いて、全部準備ができたら机の上に並べて、まずは子ども達から自分のお皿に食べたいものを取っていく。

そして、子ども達は子ども達だけで集まって食べる。

全ての子ども達が食べ物を取ったら、今度は大人が自分で取るのだけれど、子ども達とは違うテーブルについて、もちろんワインなどアルコールを飲みながら、大人同士の会話を楽しみながら、食事をする。

小さな子どもはたまにお母さんのところにやってきて膝の上に座ったり、もう少し飲み物がほしいなどとねだったりもするけれど、少し上の年齢の子どもがいたら、その子達が小さな子達の面倒を見る。

パーティだから、大人も子どももそれぞれができるだけ楽しむ、というのが基本なのだろう。そして、もう一つ大切なのは、大人がパーティでアルコールを飲むときは、子どもと一緒ではなくできるだけ大人だけで飲む、ということにも気をつけているように思う。

いろんな形式があるのだろう。けれど、私がニュージーランドで経験したホームパーティは、アルコールを飲んでいる大人達の間に子どもが一緒に座って食事をする、という光景はほとんど見ない。そのあたりはきちんと分けて、それぞれが楽しむようになっている。

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