夢を持つと目の前の一歩が変る
今の時代日本では、若い人が夢を持つことが難しくなった、という人も多い。確かに、日本で将来を見たとき、明るい未来が約束されている、と考える人は少ないかもしれない。
でも、世の中全体が明るい未来を予想できないのと、個人個人が夢を持つことは、また別のことだ。そして、ニュージーランドに留学に来る十代、二十代の若い人たちは、自分の未来に夢を持って来る人が非常に多い。
夢を持ってそれを他人に語る人は、少しずつでもその夢に向かって進んでいる人が多い。夢を語ることで、おぼろげだった夢のイメージがより具体的になるし、夢の実現に対するモチベーションも上がる。
そして、夢を持ってそれを語ることで最も変ることは、やはり、次の一歩を踏み出す方向だと思う。夢を持つことは、遠くの未来になにか漠然としたイメージを描くことだ、と考える人もいるだろう。確かに、最初はそうだ。でも、ずっと夢を持ち続けていると、その夢に近づくためには、「今」何をしなければならないのか、と考え始める。そして、夢を持って、それに到達する方法や方向を必死で考えることで、次に踏み出す方向が変るし、今の行動も変る。
そのほんのわずかな目の前の一歩の違いが、夢を実現するかどうかの大きな違いになる。
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