NZ大学留学は早めの準備と行動が大切

日本は今、受験シーズンだ。

先日は大学入学のための試験の一つである共通テストが行われたけれど、2月3月は私立大学や国公立の二次試験が行われるだろう。

一方で、ニュージーランドの大学には、日本のような入学試験はない。

ではどうすれば大学に入学できるのか?

ニュージーランドの高校に在籍していた人は、高校の時の成績によって、ニュージーランドの大学に入学許可がでる。日本からの高校留学生も同じで、NCEAという国の定めた単位を、高校の授業や試験を受けることで取得し、University Entrance (UE)という規定の単位を取れば、ニュージーランドの大学入学の最低基準を満たすことになる。大学や学部によっては、UEに加えてさらなる単位の基準が設けられているところもあるけれど、簡単に言えば、UEを取ればニュージーランドの大学に入学できる、といってもいいだろう。

日本の高校を卒業した人や、日本の大学に在籍していた(している)人がニュージーランドの大学に入学するためには、「学業」と「英語力」の両方の基準を満たすことが求められる。

たとえば「学業」の基準としては、日本の高校3年間の評定平均値で一定以上の成績を取っていること、あるいは、日本の大学で一定以上の単位を一定以上の成績で取っていることが条件だ。この条件は、日本からの留学生にとっては、それほど高い基準ではないという人も多い。

「英語力」の基準は、Bachelor (大学学士)レベルコースへの入学で、たとえばIELTSのAcademic Module なら、Overall 6.0以上、かつ、4つのBands(Reading、Writing、Listening、Speaking) 全てで5.5以上だ。Overall で6.0以上あっても、各Band 一つでも5.5に達していないと基準を満たさない。

日本からニュージーランドの大学留学を目指す人の多くは、この英語力の基準を満たすのが難しい。

ただ、基準を満たしていないと絶対に入学できないのかというと、そうでもない。

各大学にはファウンデーションコースが設置されていて、たとえば「学業」の基準を満たしていない人は、ファウンデーションコースで学業の基準を満たすための勉強をして、一定以上の成績で修了すれば、大学に進学できる。また、「英語」の基準を満たしていない人は、ファウンデーションコースで英語の基準を満たすための勉強をして、一定以上の成績で修了すれば、大学に進学できる。

ファウンデーションコースは、最短で6ヵ月ほど、長い場合は1年から1年半ほどかかる。今はニュージーランドは入国制限があるけれど、英語を勉強するファウンデーションコースの多くは、オンラインで日本からでも受講ができる。

そして、ニュージーランドの大学の入学のタイミングは、2月と7月の年2回だ。学部によっては2月の1回だけしかない。

だから、ニュージーランドの大学留学を目指す人は、できるだけ早く計画を立てて、かつそれを実行することが大切だ。年に1回か2回の入学の機会を逃さずに、そして、入学基準に足る英語力をつけるための時間を作る必要があるからだ。

ニュージーランドの大学留学を漠然と考え始めたら、まずは情報をできるだけたくさん集めて、学業と英語力の基準を満たしているかどうかをチェックし、もし満たしていないのなら、長期で計画を立て、大学入学のタイミングを定めて、できるだけ早く留学できるように計画を進めていく必要があるだろう。

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現在NZへの入国はまだ制限されていますが、まずはオンラインで日本から授業を受けるところからスタートして、入国できるようになったらすぐにNZ現地の大学に通うこともできます。学部により7月スタートもできます。

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