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フェイスブックを見ていると、たまに「○○さんは、友達が20人しかいません。友達作りを手伝ってあげましょう。」などという表示が出ることがある。はっきり言って大きなお世話だと思うのだが、これを読んで友達に友達を紹介したりする人もいるのだと思う。

フェイスブックは留学生達には人気だ。海外の友達と日本の友達と同時に連絡を取り合えるツールで最も人気があるのはフェイスブックなので、必然的にどんどんフェイスブックを使う人が増えていく。特にニュージーランドではフェイスブックを利用している人が多いようで、学校や職場の友達、先生やホストファミリーとフェイスブックでつながっている人も多い。

私もフェイスブックの個人のアカウントを持ってはいるが、キックオフNZ のフェイスブックページ( http://www.facebook.com/KickoffNZ )を運営するために個人のアカウントを持っているようなものなので、個人アカウントはほとんど使っていないに近い状態だ。

やはりたとえ便利だとは言え、個人情報を一私企業のサーバーにどんどんアップするのにはまだ抵抗があるし、自分の興味関心や書いたことなどに合った広告が掲載されることに対しても、まだ違和感がある。

盛者必衰、諸行無常なので、フェイスブックの人気が衰えて、人々が利用しなくなる日もきっと来るに違いない。例えば、フェイスブックのセキュリティに関して大きな事故が起こったり、そのタイミングで他の使いやすいSNSが出てきたりすると、一気に乗り換えが起こる可能性もある。

でも、フェイスブックから他のSNSの企業に乗り換えたとしても、利用者のリスクは大して変わらない。だから、後何年かしたら、データをローカルのハードディスクなどに入れたまま、私企業のサーバーを経由しないで直接個人と個人がつながるようなSNSが出てきているのかもしれない。そうなれば、今はクラウドだなどと言っているが、結局、データはローカルに、そして直接個人がつながる、という時代になるのかもしれない。まあ、素人の私なんかには、今のことさえ理解していないのに、将来のことなど全くわからないのだけれど、自分個人のデータをどこかのサーバーに上げるということにいつまでたっても抵抗がある人はきっといるだろうと思う。

インターネットの世界は、今使っている便利なツールがいきなり突然なくなる、ということが起こりうる世界だ。それをいつも頭に入れて、自分でコントロールしながら使う必要があるのだろう。

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