在籍している学生を大切にする

4月24日のこのブログで、ジオスクライストチャーチランゲージセンターがトライアルレッスンの受け入れを廃止したことに触れました。そこでも書きましたが、実際に授業料を支払って授業を受けている学生の意見を尊重し、よりクオリティーの高い授業をそれらの学生に提供することを重視する、ということが理由です。
そして、今回、ジオスオークランドランゲージセンターでも、トライアルレッスンのポリシーを変更するという連絡が届きました。

ジオスオークランドランゲージセンターでは、全面的なトライアルレッスンの廃止までは行いませんが、今までのように積極的な受け入れはせず、本気でジオスオークランドランゲージセンターへの入学を希望している学生だけを対象とするとのことです。また、トライアルレッスンを受け入れる対象の授業も制限することになります。これによって、ジオスクライストチャーチランゲージセンターと同様に、実際に授業料を支払って授業を受けている学生の意見を尊重し、よりクオリティーの高い授業をそれらの学生に提供することを重視する、という方針を明確に打ち出したと言えます。

先日、ジオスクライストチャーチランゲージセンターのトライアルレッスン廃止についてこのブログで取り上げた後、ジオスクライストチャーチランゲージセンターのスタッフの方からメールをいただきました。そのメールを拝見すると、はっきりとは書いてはありませんでしたが、トライアルレッスン廃止を決めるにあたって、これから入学を希望する学生のこと、すでに授業を受けている学生のこと、学生募集という視点、授業を担当する先生の意見、など、様々なことをよく考えた上での決定であったことがうかがえました。

今後、同様の動きが他の語学学校に広がるのかどうか。それは、学校の立地条件やどんな学生が多く在籍しているか、クラスの種類、学校の方針などにより各学校で違ってくるだろうと思いますし、トライアルレッスンを積極的に受け入れている学校にはどんどんレッスンを受けに行くのもいいと思います。

ただ、在籍している学生を大切にする、とか、学生が何にも邪魔されずに授業を受ける権利を守る、というのは、語学学校にとって、また、あらゆる学校にとっても、非常に重要な部分だと思います。そこを重要視する方針を打ち出している学校は、学生としては高く評価してもいいのではないかと思います。

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