7人制のラグビー

ラグビーといえば、一チーム15人でプレーするが、7人制のラグビーというものもあり、ニュージーランドなどではかなり人気を博している。
.
人数は7人だが、プレーするフィールドの大きさは15人制と同じだ。だから、ちょっとした隙を抜いてトライに結びついたり、独走したりする選手も多くて、動きが早く、見ていて全く飽きない。また、試合時間も7分ハーフなどとなっていて、1日のうちに同じスタジアムで複数の試合が見られることもあり、ずっと盛り上がった状態で試合が次々に行われるので、観客にとっても15人制のラグビーを観るのとはかなり違う。

IRBセブンズワールドシリーズという大会も毎年開催されており、ドバイ、南アフリカ、ニュージーランド、USA、香港、オーストラリア、スコットランドなどを全てのチームが転戦する。

そして、2月6日と7日にニュージーランドセブンズがウエリントンで開催された。ニュージーランドセブンズは毎年2月の初旬の週末に行われるが、観客のほとんどは仮装し、ビールを片手に歌ったり踊ったりしながらゲームを観戦する。ゲームとゲームの間には、まるでコンサートのように歌手やダンサーがフィールドに出る。観客も合わせて楽しそうに踊る。スポーツ観戦とコンサートが一緒になったような楽しさだ。

試合は残念ながらニュージーランドは負けてしまったが、テレビで観ていても楽しめた。来年以降、2月上旬にウエリントンに滞在する予定のある方は、一度足を運ばれるといかがだろう。

キックオフNZのSNS