短期留学
3月、4月は、夏休みの短期留学のお問い合わせ、お申し込みをたくさんいただく時期だ。
お子さんが地元の小学校に通う親子留学、親子ラグビー留学、短期高校留学、高校ラグビー留学など、7月、8月の短期留学はそろそろお申し込みを開始するタイミングだ。
お申し込み段階になって、毎年、比較的多くの方からいただくのは、「3ヶ月以内の小学校や高校への留学にも学生ビザが必要なのか?」というご質問だ。答えは、「小学校や中学校、高校へ留学する場合は、3ヶ月間以内の留学期間でも、学生ビザを取得して修学する必要がある」ということだ。
ニュージーランド大使館の「学生ビザ申請の手引き」のページには、学生ビザの発給対象となるのは3ヶ月を超えるフルタイムの修学をする方、と書いてある。この、ニュージーランド大使館の学生ビザ申請の手引きを読む限りでは、3ヶ月以内の留学は全て学生ビザが必要ないようにも受け取れる。
だが、同じニュージーランド大使館の「訪問者ビザ申請の手引き」には、以下のような記載がある。
「また、3ヶ月以内1コースに限った修学であれば、訪問者の範囲内で実行することができます(ただし、高校の勉強など、コース全体の長さが3ヶ月を超えるものの一部をとって、3ヶ月以内の勉強をする場合は訪問者ビザではなく、学生ビザを取得する必要があります)。」
また、ニュージーランド移民局のサイトには、以下のような記載がある。
「Note: We do not consider a term spent studying at a primary, intermediate or secondary school to be a short course, and a student visa/permit must be applied for.」(小学校、中学校、高校での短期間の修学の場合、期間にかかわらず、学生ビザ/パーミットを申請しなければならない。)
また、短期留学生を受け入れている、ロトルアボーイズハイスクール、ロトルアガールズハイスクール、ロトルアレイクスハイスクール、ジョンポールカレッジなどの高校、あるいは、地元の小学校なども、短期間の留学でも学生ビザを申請して取得してから渡航するように、と言っている。
小学校や高校への短期、長期留学のお問い合わせは、年々増えてきている。若いうちから海外留学の経験をすることが、それからの人生に大きなプラスの影響を与えると考える方が増えてきているのだろう。
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