半年経てば英語力がついた

ニュージーランドに留学に来る人のほとんどは、英語でコミュニケーションが取れるようになりたい、という目標を持ってくる。ワーホリで1年間滞在すれば、ネイティブスピーカー並みにペラペラになると思ってくる人も多い。また、ニュージーランドに留学に行きさえすれば、英語が話せるようになると考えている人もたくさんいるだろう。
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でも、実際は、1年間ただニュージーランドに滞在しただけでは、なかなかペラペラにはならない。最初の英語力にもよるが、1年間の滞在の後、例えば、テレビのニュース番組の内容が全て理解できる程度になる人も多いとはいえないと思う。

例えば、英語はまったくといっていいほどできなかった高校留学生の場合、最初の3ヶ月間ほどは授業中先生が話していることのほとんどは理解できないし、友達と英語で会話するのもかなり難しい。3ヶ月を過ぎたあたりから、なんとなく聞き取れるようになってくるし、友達の言葉にも何か英語で返すことができるようになってくる。そして、自信がついてきて、半年後くらいには、授業も少しは理解できるようになってくるし、友達とも会話できるようになってくる。そして、自分がしたいことや人にして欲しいことを相手に伝えることができて、英語での生活も苦労が少なくなってくる。高校留学も8ヶ月を超えると、留学前とは明らかに英語力のレベルが上がっている。

これは、ロトルアで高校留学をしている人の例で、日本人留学生が多い都市の高校留学生や、ワーホリや語学留学生とはまた違うと思う。ロトルアの高校留学生は、日本からの留学生も周りには少ないし、年齢が若い分吸収力も大きい。自分から積極的に話しかけるようにすれば、4月に留学を始めて1学年目が終わる12月には英語で友達とある程度会話ができるようになるだろう。そして、高校留学の2年目の後半にもなると、英語では困らない程になる人も多い。

今年1月末から高校留学を始めた留学生は今ちょうど半年、4月末からの留学生は3ヶ月になる。それぞれの留学生に話を聞くと、やはり半年経てば英語力がついたと実感しているようだし、3ヶ月でも、留学当時と比べると英語にかなり慣れてきたという。

今週から3学期が始まった。4学期が始まるまでの約3ヶ月弱。高校留学生はまたさらに英語力が伸びると思う。

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