ニュージーランドのお化け屋敷
キックオフNZ が運営しているニュージーランド留学生ブログ、ほんとの生活@ニュージーランドで、ニュージーランドのお化け屋敷の話があった。
そのお化け屋敷は、人間がお化けに扮しているので、お化けが追いかけてきたり引っ張ったりするらしい。人形や映像で驚かすお化け屋敷に比べると、怖いと思う。私が日本にいたときにも、大阪の遊園地で夏になると人間がお化けの役をして驚かせるお化け屋敷があったけれど、ものすごく怖いと有名だった。
でもよく考えると、お化けの人形よりも、人間がやっているとわかっているお化けのほうが怖いというのも、なんだかよくわからない。もともとお化けは、人間ではないから怖いのであって、人間がお化けの役をしていてもやはりそれは人間だ。夜道を歩いていて、電信柱の影に人影があって、お化けかもしれないと思うとドキッとして怖いが、よく見ると人間だったら、その恐怖感はなくなってほっとする。お化けは怖いけれど人間はお化けよりも怖くないからだ。だから、人間がやっているとわかっているお化けが怖いというのも、なんだか変だ。
なぜ人間がやっているとわかっているお化け屋敷でも、お化けの怖さがあるのだろう。そもそも、なぜお化けは怖いのか。危害を加えられるかもしれないとか、人間にはできないことを目の前でするのではないとか、起こるかもしれないことに対する恐怖があるのではないだろうか。また、ひょっとしたら、自分とは違うものに対する恐怖なのだろうか。それとも、単にお化けの容姿が怖いのだろうか。だったら、アンパンマンみたいな顔をしたお化けがお化け屋敷で出てきても、怖くないだろうか。ほんとうに出てきたら逆に、ものすごくびっくりするかもしれないが。。。
では、ものすごくやさしい顔をした本物のお化け達がやっているお化け屋敷と、ものすごくお化けみたいな格好をした人間達がやっているお化け屋敷とでは、どちらがより怖いだろうか。
こんなことをこのブログで書いていること自体がちょっと怖いかもしれない。
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