ロトルアボーイズハイスクール ラグビーアカデミー

7月、8月の夏休み期間は、日本からたくさんの短期留学生がニュージーランドを訪れる。語学留学生、親子留学生、グループツアー、高校留学生、サッカー留学生、そしてラグビー留学生もいる。

以前にもこのブログでもご紹介したし、また、他のブログでも現在同じ内容をご紹介しているが、ロトルアにある男子高校、ロトルアボーイズハイスクール(RBHS)にも日本から何人かのラグビー高校留学生が在籍している。

ロトルアボーイズハイスクールは、2003年と2004年に日本で行われるラグビーの高校生の国際大会、サニックスユース大会で世界の強豪を退けて優勝した経験のある強豪高校で、現オールブラックスの、Liam Messam、Tom Donnelly、Craig Newbury、Michael Delany 選手などを輩出している。

この高校の特徴は、Year11(日本の高校1年生)以上の学年の選択科目の中に、ラグビーアカデミーという授業があり、単位も取得できることだ。しかも、ラグビーアカデミーの授業は週に10時間行われ、ラグビーの技術を習得したい学生には最適の授業内容となっている。ラグビーアカデミー選択者は、学校から徒歩5分のところにある一般のジムを無料でいつでも何度でも利用できるので、自主トレでウエイトトレーニングもできる。また、ラグビーのスキルの指導を、個人個人に徹底的に行う。もちろん、長期留学生だけではなく短期留学生もこの授業を受講することも可能だ。

ロトルアボーイズハイスクールのラグビーアカデミーを3年間受講していた日本人留学生の中には、現在ニュージーランドのポリテクニック(国立の専門学校)に進学してスポーツを専攻し、地元のクラブチームでプレーを続けている学生もいる。

現在のラグビーアカデミーのコーチはニュージーランドの大学選抜に選ばれ日本にも遠征経験があり、RBHSの1軍のコーチも行っているゴードン・ハント氏を中心に、日本のコカコーラウエストというチームでプレーをしていたクレイトン・マクミラン氏などがあたっている。

今年の7月8月のラグビーアカデミーの授業のほんの一部だが、動画を以下にアップしている。3つめの動画は、ハント先生が1軍に所属しているプレーヤーを何人か授業に呼んで、日本人メンバーのチームとタッチラグビーをした様子だ。1軍の強さを体で体験してもらうことが目的だ。また、ゲーム形式をとり入れることで、学生をリフレッシュさせるという意図もある。

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