クライストチャーチの地震から2週間が経った

クライストチャーチの地震から2週間が経った。まだ120名ほどの方の行方が確認されていない。また、166名の方が亡くなり、身元が確認されたのは44名だ。

今回の地震で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。そして、まだ行方が確認されていない方々が一刻も早く元気で確認できることを願っています。

2週間が経って、クライストチャーチは、今後どのように復興していくのか、という段階に来ているし、国内の報道も、そちらに重点が置かれるようになっている。

今回の地震で被害があったのは、クライストチャーチ市内とその周辺のみで、オークランドやタウランガ、ロトルア、ウエリントンといった北島の都市、またネルソンやクイーンズタウンなどの南島の都市では、全く被害はない。

だから、日本でも大きく報道されたクライストチャーチの地震だが、ニュージーランドのほとんどの地域では、クライストチャーチの地震に人々は心を痛めながらも、ずっといつもの日常生活が行われている。朝いつものように起きて、いつものように学校や仕事に行き、夕方帰宅して夕食を食べ、家でゆっくりとくつろぎ、夜になると寝床につく。そして週末は、家族や友達と一緒に、家や外で遊んで楽しく過ごす。ニュージーランドのテレビでも、ニュースの時間の一部以外は、ドラマやバラエティやドキュメントなどの番組が当たり前のように流れているし、各地でコンサートやスポーツなどのイベントが、予定通り行われている。

けれど、今回の地震で被災した方々や、亡くなった方とその家族、友人のことを思うと、できるだけずっとクライストチャーチ地震のことをニュージーランドから伝えて行きたいとも思う。でも一方で、今、私にできることは、これからもずっとたくさんの方にニュージーランドに来ていただいて、「ニュージーランドはいいところだ。」「ニュージーランドに来てほんとうによかった。」と感じていただくことだとも思う。

だから、このブログでは、これからは、クライストチャーチの地震についてばかりではなく、今まで通り、ニュージーランドの留学についてや、ニュージーランドの生活、そしていろんなことに対する考え方なども書いていきたいと思っている。そうすることで、少しでも多くの方にニュージーランドや留学について興味を持っていただき、そして、ニュージーランドに実際に来て、そのほんとうのよさを体験していただきたい、と思う。

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