ニュージーランドの不動産売買
ニュージーランドの住宅街を車で走っていると、たまに不動産屋の大きな看板がどんっと立っているお宅に出会う。
そんなお宅は、家を売りに出しているお宅だ。ニュージーランドでは、家を売りに出すときには、ほとんどの場合不動産屋さんに頼んで、市場に出してもらう。不動産屋さんは、売主の代理人として家を売りに出し、広告を打ったり、オープンホームを開催したり、時にはオークションを行ったりする。そして、家が無事に売れたら、不動産屋さんは、売主から手数料として、家の販売価格の一定の%をもらうことになる。基本的には、買主は不動産屋さんに手数料を払うことはない。
でも最近は、不動産屋さんを通さずに、インターネットを使って個人で家を売りに出すことも多いようだ。私の家の近所のお宅も、最初は不動産屋さんに頼んでいて、お宅の前に大きな看板が出ていたが、2ヶ月ほど売れずにいた後、Trade Me という個人売買サイトで売りに出していた。結局お宅は売れたようだが、実際にどのルートで売れたのかはわからない。
おそらくニュージーランドでは日本よりも、持ち家を短期間に売買すると思う。早い場合は、2~3年くらいで買った家を売りに出す。不動産価格が少しずつ上がっているところが多い、というのも大きな理由だが、買った家をリノベートして高く売る、ということが、一般的に行われているのも一つの理由だ。税制が日本と異なることも大きいだろう。
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