留学は目的ではなくて手段だから

留学は人生の一大事だ。特に長期の留学は、その後の人生が大きく変わる。

留学を考え始めたとき、多くの方は、留学に関する情報をネットでたくさん集めるし、弊社などの留学エージェントにもお問合せをいただく。

そのとき、集める情報のほとんどは、「留学に関する」ものだ。

あたりまえだ。

留学をするかどうか、するとすればいつ、どこで、どのような留学をするのかを決めるために情報を集めているのだから、ほとんどすべての情報が留学に関するものだろう。

でも、留学は人生の一大事だ。留学によってその後の人生が大きく変わる。

だったら、留学を決めるときにも、留学後の人生のことについても合わせて情報を集める必要があるだろう。

ネットで情報を集めていると、どんどん細かいことが気になって、情報が細分化され、深く、細かくなっていく。それはいいことだけれど、どんどん視野が狭くなることも事実だ。

留学が人生の一大事なら、留学を決めるときには、留学に関する細分化された深い情報だけではなく、時間と場所を俯瞰した、人生に関する大きく広い視点も必要だろう。

留学は人生のなかでは目的ではなくて手段なのだから。

留学で何をして何を得て、何ができなくなって何を失って、そして、自分はそれによってどんな留学生活を送り、それからどんな人生を生きていくのか。

そんなことも、留学に関する細かい情報と合わせて考える。そして、留学はあくまでも自分の人生の手段であって、それがこれからの人生にどんな影響を与えるのかも深くじっくりと考える。

留学について考え、情報を集めるときには、そんなことも必要なのだと思う。

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