三連休でも人生は変わる
ニュージーランドは、先週末はとてもいい天気の3連休だったので、どこかに出かけた人も多かったのではないだろうか。留学生たちも、ホストファミリーや寮の人たちと一緒にアクティビティや観光を楽しんでいたようだ。
ずっと暮らしている家を出て、普段行かないような場所に行くと、目に入るものが変わる。ステイ先の自分の部屋から見える景色と、休みの日に訪れた場所では、色も形も広さも高さも、全く違うものが見えるだろう。
見えるものが変わると、感じることが変わる。目に入ってきた景色は脳に伝わり、そこで何かを感じているのだから、入ってくる情報が変われば、脳で感じることが変わるのは当たり前だ。
感じることが変わると、もちろん考えることも変わるだろう。目から入ってきた情報に対する感情の反応が、思考に及ぼす影響は小さくはない。
考えることが変わると、判断も変わるだろう。何をどう考えるかによって、何をどう決めるのかは必ず変わる。
判断が変われば、行動は必ず変わる。行動を変えるために判断をするのだから当然だ。
その時の小さな行動が変わると、その先にある生活も変わるだろう。今日の自分は過去の小さな行動の積み重ねによってできているのだから。
生活が変わると、当然人生も変わる。人生は、一日一日の生活が集まった時間のことを言うのだから。
だから、わずか三連休であっても、その人がどこに出かけるのかによって、その人の人生は必ず変わるのだ。
場所を変えたその時に、何を見て、何を感じ、何を考え、どう判断し、どう行動するのか。そしてその行動によって、その日の生活がどう変わって、その後の人生がどう変化するのか。
実は、今自分がいる人生の場所は、そんなほんの少しの場所の移動の結果なのかもしれない。
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