バイリンガルになるには
留学を考えていらっしゃる方や、英語に興味のある方から、「バイリンガルになるにはどうすればいいですか?」と聞かれることがある。
またたとえば、ニュージーランドで生まれ育った子どもを持つ日本人の親ごさんに対して、「羨ましいですね、お子さんはバイリンガルなんだ」とおっしゃる方もいる。
でも、ニュージーランドで生まれて育った子どもは、基本的にはニュージーランドの学校に通って、ニュージーランドで暮らしている友達と一緒に過ごす。だから基本的にはずっと英語の生活だ。そんな生活では、特別に日本語を勉強しないと、日本語の力はつかない。
もしお子さんをいわゆる日本語と英語のバイリンガルに育てたいのであれば、18歳までの数年間を英語を主に使う国で過ごすのが、一番いい方法だと思う。弊社の今までの中学高校留学生の中には、いわゆるバイリンガルと呼んでもおかしくはない人もたくさんいる。
「バイリンガル」と言うと、英語がペラペラだというイメージを強くもたれる方が多いけれど、バイリンガルなんだから、もちろん日本語と英語「両方とも」きちんとコミニケーションができるスキルを身に付けていることが大切だ。
そうであるならば、まずは日本語か英語か、どちらかの言語をきちんと身に付けて、それから第二言語としての言葉を、できるだけ若い年齢のうちに身に付ける、というのが一番いい方法だろう。
そうであるならば、今までたくさんの留学生を見てきたけれど、12歳から14歳くらいの間に、英語にどっぷりつかった留学をスタートさせて、18歳位までをそこで過ごす。そして留学を始める前までには、日本語の基礎的な読み書きとコミニケーションの力を身に付けてくる。
それが、いわゆるバイリンガルになる最もいい方法だと、私は思う。
今年も13歳で長期の留学をスタートさせた弊社の留学生もいる。おそらく彼は、留学を終える頃には、いわゆる完全なバイリンガルになっているだろう。
もちろん、留学生自身も辛いこともあるだろうし、英語がなかなか伸びないと悩むこともあるだろう。自分の英語を友達に笑われたり、英語ができないという理由だけで、勉強ができないように思われることもあるだろう。
でもそんな経験をしてこそ、完全なバイリンガルになることができる。
今、お子さんをバイリンガルに育てたいと考えていらっしゃる方は、小学生くらいの間に留学を考え始めて、中学生の年齢の時に留学をスタートさせて、高校卒業まで英語の環境でどっぷりとつかる。そして留学が始まる前までに、日本語での基礎的なコミニュケーションがある程度できるようにしっかりと勉強をしておく。
これがバイリンガルになる一番いい方法の1つだと思う。
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