リフレッシュは単なる気分転換ではない

中学高校留学生や、大学留学生は、何年間もニュージーランドに留学する人が多い。

留学2年目くらいになってくると、前の年とほぼ同じ日程でいろんなことが進むので、生活にも慣れてくるし、友達や先生と英語で会話するには困らない程度になるので、留学生活が「日常」となる。

そうなると、普段生活をする上では、ストレスもあまり感じなくなるし、いろんなことに力を入れずにできるようにもなる。

でも、留学は、遠く日本を離れて、文化も言葉も習慣も違う国で暮らす生活だ。だから、留学生自身は感じていなくても、ストレスがたまったり、疲れが蓄積されたり、体に負担がかかったりすることも多い。

そんなときは、リフレッシュや気分転換が必要だ。

なぜ必要かといえば、それは、リカバリー、つまり「回復」になるからだ。単に体や精神を休めているのではなく、回復する。身体の中のエネルギー量をグラフで表せば、右肩上がりになる。

だから、長期でニュージーランドに滞在している留学生たちは、リフレッシュや気分転換をするときには、体や精神を「回復」させることを意識する必要があるだろう。

長期留学生活をうまく楽しんでいる留学生たちは、このリカバリー「回復」をうまく使っているように思う。

何もしない時間を単にだらだらと過ごすだけではなく、この時間は、今までたまったストレスや体の疲れを回復させる時だと意識して、そのように過ごす。

そうすると、次に勉強やクラブ活動や、友達と過ごしたり、何かストレスがかかるようなことをしたりするときでも、前よりも元気になっているので、いろんなことにエネルギッシュに取り組むことができる。

こういうスキルも、長期の留学生活で、留学生たちが身につけていくことの一つだ。

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