繰り返す毎日を変えてみるのも必要

最近はスマホのToDoList やカレンダーアプリを使って、毎日の生活を管理している方も多いだろう。

昔ながらの手書きの手帳やプランナーもいいけれど、デジタルディバイスのスケジュール管理のいいところは、毎日繰り返す予定は一回の書き込みで済ませられることだ。

そしてスケジュールを入力して一週間、一か月、一年単位でざっと眺めてみると、やはり、曜日ごとに、あるいは平日や週末はそれぞれ毎日同じような時間の使い方をしているのがわかる。通学や通勤、食事の時間、帰宅したあとの過ごし方、週末にすることなど、繰り返しがほとんどだ。

一度どこかの学校に入学したり、どこかの会社に就職したり、何かの仕事を始めたりすると、そのあとはずっと同じことを毎日やり続ける生活になる。

それはとてもいいことだと思う。毎日継続してやり続けることで成し遂げられることもあるだろうし、成長もするだろう。慣れてくることで効率も上がるだろうし、手に職もつく。

でも、そんな毎日の中からは、逆にクリエイティブなことが出てきにくいように思う。毎日同じ生活の繰り返しだと、新しい発想や新しい視点を創り出しにくい。どうしても、昨日と同じことを今日も考え、今日と同じ発想を明日もしてしまう。

やはり、毎日の繰り返しの中でも、何かの変化が必要なのだろう。

昨日と違うことをして、昨日と違うことを考え、昨日と違うことを感じる。

そのちょっとした異なる経験から、何か新しいことを感じ、考え、そして創り出す。

本当は、定期的に、あるいは一度大きく、同じことを繰り返す毎日を変えてみるのがいいのだろう。場所を変え、時間の使い方を変え、会う人を変える。

そうすることで、今までに見えていなかったことが見えてくるかもしれないし、感じていなかったこと、考えなかったことが自分の内面から出てくるかもしれない。

そしてそれが、新しい創造につながる。

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