スクールホリデープログラム
今年は4月2日金曜日から4月18日日曜日までが、スクールホリデー、日本で言えば学校の秋休みだ。この約2週間は、幼稚園から大学まで基本的には授業は行われない。ということは、幼稚園児から大学生までが、学校に行かずに家にいる、ということだ。
大学生は親と離れて暮らしている人が多いし、高校生は友達と遊んだり一人で勉強したりする。しかし、ニュージーランドでは14歳以下の子どもが大人のスーパーバイザー無しで家にいることは法律で禁じられているので、小学生や中学生のスクールホリデー期間中は、誰か大人がついて面倒を見なければならない。でも、ニュージーランドでは共働きの人も非常に多く、学校が休みだからといって親がずっと家にいるわけにはいかない。
そこで多くの親たちが利用するのが、スクールホリデープログラムだ。
ロトルアでも5歳から14歳対象のスクールホリデープログラムがある。その一つは、市営プール、ロトルアアクアティックセンターが行っているプログラムだ。
例えば4月のプログラムは以下のようなものだ。
<第一週>
4月6日
午前 スイミングレッスンとテンピンボーリング(日本のボーリング)
午後 スポーツコードと水泳
4月7日
午前 埋没村観光
午後 ブルーレイク・ウォーク
4月8日
午前 スイミングレッスンとロトルア博物館見学
午後 ポリネシアンスパ温泉
4月9日
午前 スイミングレッスンとフリースイミングタイム
午後 図書館でマオリ文化を学ぶ
<第二週>
4月12日
午前 スイミングレッスンとクッキング
午後 クッキング続き
4月13日
午前 スイミングレッスンとワイオタプ地熱地帯散策
午後 リラックスタイムとスイミングレッスン
4月14日
午前 レインボー・スプリングス散策
午後 アクアティックプレー
4月15日
午前 スイミングレッスンとテンピンボーリング
午後 テプイア地熱地帯散策
4月16日
午前 ミステリートリップ
午後 ミステリートリップ続き
朝は8時半から夕方5時までのプログラムで、ランチもでる。アクティビティもランチも含めて1日30ドル、5日間で150ドルだ。共働きの家庭では安心して任せられるので、好評だ。
この他にも、ロトルア市が主催するグリーンチーム・ホリデープログラムというのもあり、こちらは植樹や公共の場の掃除などのボランティア活動が中心だ。アクティビティが少ないこちらのプログラムは、5日間で60ドルだ。
これらのプログラムが市営というのがいい。学校が休みの期間でも、誰もが安心して働けるシステムが出来ている。
キックオフNZのSNS