オールブラックスのオーラ
ラグビー王国、ニュージーランド。そのナショナルチームであるオールブラックスには、毎年何名か新しい選手が選ばれる。今週末から始まるトライネーションズの大会に向けても、新しい選手が選ばれた。
新しく国の代表であるオールブラックスに選ばれた選手達は、最初の2~3試合は表情も硬く、動きもぎこちないことが多いが、試合数を重ねるにつれて、表情も柔らかくなり、自身の力も100%発揮できるようになってくる。特に20代前半の若い選手達は、試合を重ねるごとにその表情に余裕が表れ、一種独特のオーラさえ漂ってくる。オールブラックスに選ばれ続けている選手などは、遠くから見てもオーラが見えることもあるくらいだ。
表情が変わるというのは、留学生も同じだ。留学して数週間は表情も硬く、肩に力が入っている様子が伝わってくるが、留学も1年、2年となってくると、オールブラックスではないが、一種独特のオーラのようなものを漂わせる人も出てくる。会話に余裕が出てくるし、自分以外のことにも興味が沸いてくる。
特に高校留学生達の表情と、かもし出す雰囲気の変化は、見ていて興味深い。10代のうちにいろんな経験をして、精神的にも余裕が出てくるのだろう。留学経験者が日本に行くと、日本の学生との雰囲気の違いを感じることがある。文化の違うところで長く暮らしているという以外に、経験からくる自信のようなものも、その人の雰囲気を作っているのだと思う。
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