ほんとの生活@ニュージーランド Nobyさんお疲れ様
弊社が運営している留学生ブログ、「ほんとの生活@ニュージーランド」では、ニュージーランドに滞在している留学生に記事を書いてもらっている。留学生がニュージーランドに滞在するのは数ヶ月から2~3年なので、留学が終わるときにはブログライターとして記事を書いてもらう仕事も必然的に終わることになる。
そして今日11月29日で、約1年間ブログライターとして記事を書いてくれていたNoby さんが終了だ。Noby さんは日本の大学を卒業した後、ニュージーランドの語学学校を経てニュージーランドの大学院に入学し、今年の11月で卒業して日本での就職が決まっている。すでに日本に帰国しているが、ニュージーランド滞在ぎりぎりまで無理を言ってブログに記事を書いてもらった。
そのNoby さんの最後の記事「頭を使うということ」が、すごくいい。
Noby さんは、「留学は、自分の頭を使って考える最高のチャンスである」と言う。留学という、日本で多くの人が持っている一般の常識のレールから外れるという行為をするときには、自分の頭でじっくりといろんなことを考える必要がある。その「自分の頭でじっくりと考える」という必然的な行為が、留学をするときには非常に重要で、じっくりと考えて行動して、その行動した結果を自分で引き受けるという経験が、何よりも自信になった、と言う。
また、日本での就職活動を通して、「企業が必要としているのは、自分の頭で考えて問題に対処することのできる、代えのきかない人材であるということ」を実感したそうだ。つまり、留学の経験で培われた「自分の頭でじっくりと考える」ということが就職にも役に立ち、また、自分の頭でじっくりと考えるという留学中の経験を通して得たものが社会に出てからも役に立つ、ということだろう。
だから、模範解答の丸暗記でいい点を取ろうとするのではなく、自分の頭でじっくりと考えて結論を出し、その結論を基に行動し、その自分の行動に対して自分で責任を持つ、ということが大切だ、とNoby さんは言う。
Noby さんはまだ20代だ。社会人としての経験もまだまだこれからだ。でも、わずか3年間の留学が終わるときにこれだけのことを考え、これだけの文章を書けるのは、すごいことだと思う。留学中は楽しいことばかりではなく、つらいこと、寂しいこともあり、しんどい思いもたくさんしたと思う。でも留学を終えるときに、それらの経験を通じて、自分なりにしっかりと考えて対処してきてほんとうによかった、と感じているのは、一人でものすごくよくがんばったのだろうし、自信もついたのだろう。
留学を考えている方だけではなく、人生で迷っている方、最近元気がない方も、Noby さんの記事を一度ご覧いただくと、少しは何かが見えてくるかもしれない。
ほんとの生活@ニュージーランド
頭を使うということ
12月6日から新しいブログライターさんが2名登場します。また、よろしくお願いいたします。
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