帰国子女入試

日本の大学の帰国子女対象の入試が始まっている。弊社の高校留学生も何人かは日本の大学を受験するので、今その準備に追われている。

帰国子女入試と一口で行っても、大学によって内容は様々だ。日本語の小論文が課されたり、英文のエッセイの提出が求められたり、英語や日本語での面接、また模擬授業を受けて質問に答える、などという入試もある。また、英語の能力証明はほとんどの大学で必須で、高校留学生もYear13 になるとほとんどがTOEICなどの英語の試験を受験している。

TOEIC の試験結果がその人の英語力をそのまま表しているかといえば、そうでもないと思うが、やはり400点台と800点台では英語力は違うだろう。

多くの高校留学生は、日本の中学3年生を卒業して、あるいは中学3年生の3学期からニュージーランドで高校留学を始めるが、2年半後のYear13 の第2学期にもなると、少し勉強すればTOEICでも高いポイントを取ることができる。弊社の留学生の中にも、中学校のときは英語の成績は芳しくなかった学生が、約2年半の留学生活と2ヶ月ほどの試験対策で、TOEICで800点を取得した学生もいる。その留学生によると、高校留学を2年以上していると聞き取りはほとんどできるようになるので、単語やReading の試験対策をすれば、ある程度のポイントは取れる、とのことだ。ただやはり、留学中はできるだけ英語を使う環境に身を置くことが大切だろう。高校留学しても、日本からの留学生と日本語でずっと話をしているのでは、英語力は伸びない。

帰国子女入試、特に私立大学の入試は大詰めを迎えてきた。弊社の留学生に限らず、ニュージーランド中の、そして世界中の留学生みんなが第一志望の大学に合格することを願っている。

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