留学生達とクラブラグビーの試合を観に行ってきた

ロトルアにいる留学生達には、たまにだけれど、うちにランチに来てもらったり、どこかに一緒に遊びに行ったりする。

先日、クラブラグビーチームの試合をみんなで観に行ってきた。同じ日にラグビーの試合がアウェイで行われる学生以外は、みんな一緒に行くことができた。とても寒い日だったけれど、会場で売っているバーガーを買って食べたり、試合を観ながらいろんな話をしたりして、私もとても楽しかった。

高校留学生達と会った後は必ず、撮った写真を日本の親御さん達に見ていただくようにしている。先日も撮った写真を日本の親御さんにお送りしたら、ある親御さんから、「キックオフNZの留学生は仲がよいのですね。毎回送って下さる写真からもよくわかります。」という返信を頂いた。また別の親御さんからも、「写真ありがとうございました。とっても楽しそうです。」との返信を頂いた。

以前にもこのブログでも書いたかもしれないが、私がこの仕事をしていてとても幸せなのは、キックオフNZ の留学生達がみんな例外なくいい学生達だということだ。そして、みんな仲がいい。

それは、以前からいる長期の高校留学生や長期留学生達が、新しく入ってきた学生の面倒をよく、そしてうまく見てくれているからだし、新しく入ってきた留学生達も、先に来ている学生達を適度に頼りながらも、自分のやるべきことを考えて、しっかりと生活しているからだと思う。もちろん、いろんな留学生がいて、いろんなことを考えているので、うまく行かないこともあるし、たまにはけんかのようなこともあるかもしれない。でも、お互いにみんなしんどい思いもして留学生活をしていることを知っているし、親元を離れてどんなことがつらくて、どれくらいさみしくて、ニュージーランドの生活がどんなものなのか、お互いに良く知っている、という共通する部分、共感する部分がたくさんあるので、日本の友達とは違う連帯のようなものが生まれるのかもしれない。

そして、日本で留学生達を見守っていらっしゃる親御さん達も、本当にすばらしい。留学生の中にはやはり、いろんな形で日本の親御さんに甘えたり、さみしさから助けを求めたり、愚痴を言ったり、反抗したり、またホームシックから立ち直ったと思ったら全く連絡してこなくなったり、親御さんからすれば心配な学生達もいる。でも、留学生の親御さん達からは、「変化、進歩している子どもを信じています」とか「いろいろ言いたいこともありますが、今はだまって様子を見ます」などというEmail をいただく。遠く離れたところで息子さん、娘さんを見守るのは、勇気と忍耐が要ることだと思う。もし私の娘が13歳や15歳で何千キロも離れたところに留学したら、心配で心配で仕方がないだろうと思う。それを考えると、高校留学に一人できた学生自身もすごいが、一人で家を出して見守っていらっしゃる親御さん、ご家族もすばらしい。

そんな親御さん、ご家族が日本にいらっしゃるからこそ、留学生達は明るく楽しく生活ができるのだろうし、しんどいことがあっても何とかがんばれるのだと思う。何度も言うようだが、いい留学生達とすばらしいそのご家族と出会うことができて、私は幸せだ。この仕事をやっていて本当によかったと思う。

(Kickoff-T)

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