トゥアタラの赤ちゃん
ニュージーランドでトゥアタラの赤ちゃんが誕生したそうだ。
トゥアタラは、ニュージーランドの限られた地域に生息する、原始的な形質を残した爬虫類で、日本ではムシトカゲと呼ばれているようだがトカゲの一種ではないらしい。ロトルアではレインボースプリングスなどで飼育している姿を見ることができる。見ていても全く動かないのでずっと見ていると飽きてくるが、その動かなさがまた魅力でもある。
ニュージーランド政府観光局のサイトによると、ウエリントンのジランディア(旧カロリ野生動物保護区)で野生のトゥアタラの赤ちゃんが、200年ぶりに誕生したとのことだ。赤ちゃんが誕生しても巣の外に出てくるのは夜だけなので、確認することは難しいといわれていたようだが、今回担当職員が見つけたそうだ。
じーっと動かないトゥアタラを見ていると、この人たちは何のために生まれてきたのだろう、などと考えてしまうが、今回の赤ちゃんの誕生というニュースと重ねて、その存在について、私もじーっと動かずに考え込んでしまう。
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