日本の人のマナー
年末年始に日本に滞在して、いろんなことを感じたが、一つには、日本の人のマナーが以前よりもよくなった、ということがある。
例えば2004年に5年ぶりに日本に滞在したときは、デパートの入り口のドアを手で押さえて次の人のために開けていても、次々と人が入ってきて、ずっと私がドアを押さえ続けなければならないこともあったが、今回は、次に来た人がドアを押さえてくれて、しかも先にドアを開けていた私に軽く会釈をしてくれる人が多かった。また、以前は大阪では、駅で電車を並んで待っていても、電車が来てドアが開いたら、降りてくる人がいるのに、列の後ろから強引に電車に入ろうとする人もいたが、今回は、きちんと並んで待っている人が多かった。
また、東京でも大阪でも、街の中での喫煙が禁止されているようで、いくつか設置されている喫煙コーナーでみんなタバコを吸っていた。歩きながら火のついたタバコを持っている人がほとんどいなかったので、小さな子どもを連れて歩いていても、その点で危険を感じることはなかった。
ひょっとしたら、ずっと日本で暮らしている方は、久しぶりに日本に滞在した私ほどには、強く感じないことなのかもしれない。今回は2年ぶりの日本だったが、マナーという部分で日本が変わってきていることを強く感じた。
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