世界中で行われている日本の人たちへの小さなサポート

日本からの留学生もたくさん受け入れているロトルアの語学学校が今日、モーニングティにケーキやマフィン、お菓子をたくさん作って、学生や先生、そしてロトルアの人たちに販売した。その売り上げは東日本地震の被災者に役立てるために寄付をするという。3日ほど前に語学学校から連絡を受け、ロトルアの知人や企業に情報を伝えたので、その中で何組かはモーニングティを購入してドネーションをしてくれたようだ。弊社もマフィンを40個ほど買って寄付をした。

大きなニュースにはならないが、こういう小さな動きが世界中でたくさん行われているのだと思う。

ニュージーランドでも、テレビやネットのニュースや情報をみて、多くの人たちが寄付などを積極的に行っている。そして、その語学学校もそうだが、自分の知り合いや友達に日本人がいると、何とかして力になりたい、という思いがよりいっそう強くなるようだ。例えば、日本以外で災害が起こったとき、何とかして力になりたいと多くの方が思うだろうが、その国の人を一人でも個人的に知っていると、より強く、何とかしたいと感じるだろう。

ニュージーランドの人たちが、日本の人たちのために何とか力になりたいと思って行動を起こすのは、その災害の大きさだけではなく、今までにその人たちが出会った日本人のことを想い出すからだろう。それは、今までに日本からニュージーランドに来た人たちが、その時その時でニュージーランドの人たちから愛されていたということだと思う。

例えば、以前に日本からの留学生のホームステイを受け入れたホストマザーも、「あの子はとてもいい子だった。何とか日本の人たちの力になりたい。」と思って寄付をするのだろう。また、日本からの観光客を受け入れているホテルやアトラクションも、「いつも日本から来ている人たちは笑顔で楽しんでいる。何とかその人たちの力になりたい。」と思って行動を起こすのだと思う。

今、世界中で行われている日本の人たちへの小さなサポート。それは、今までに日本人が世界で愛されてきたということも、一つのベースなっているのだと思う。

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