うれしい知らせ
うれしい知らせが2つ届いた。
一つは、ロトルアの高校で3年間ラグビー高校留学をした後、タウランガのポリテクでスポーツを学び、Diploma の資格を取って昨年卒業した男子留学生が、ニュージーランドで希望の仕事につくことができた、という知らせだ。
彼は日本で中学を卒業後、ロトルアの高校でラグビー留学を始めた。最初は英語も全く話せず、「名前を聞かれても、イエス!と答えていましたよ。」と後になって笑い話をするほどだったが、今では英語はネイティブ並みに操る。ラグビーも日本ではかなりのレベルだったが、ニュージーランドでは王国の高い壁に阻まれて、2年目などはかなり苦しんでいた。でも、3年目に、日本人で初めてその学校で1軍のチームに選ばれて、とても喜んでいた。高校卒業後は、タウランガのポリテクニックでスポーツを3年間学んで、昨年Diploma のLevel 6 の資格を取得することができた。ポリテクの勉強は、2年目からはマネージメント関係の科目も履修したりしてかなりてこずっていたが、しっかりと勉強して資格を取った。そして、ポリテクに通っている間も、地元のクラブチームでラグビーをして、地元新聞に写真も掲載されたりしていた。
これからは、仕事をしながらやはりクラブチームでプレーをして、ニュージーランドでプロの選手になるチャンスを待つという。
もう一つのうれしい知らせは、昨年ロトルアの高校に留学していた女子学生が、日本で高校卒業資格を取り、日本の大学に見事合格した、という知らせだ。しかも複数の大学から合格通知をもらったそうだ。
彼女は、日本の高校に通っていたが、一大決心をしてニュージーランドの高校に留学し、最終的には日本に戻って高卒資格を取って、大学を受験した。ニュージーランドにいる頃からかなり勉強していたし、日本に戻ってからも試験前はとてもがんばっていたようだ。同じ年齢の友達とは少し違う道を歩いていたので、孤独とも戦わなければならなかっただろうし、自分で計画した勉強のスケジュールに従って、自分で勉強し続けなければならなかっただろうから、人並み以上の集中力と根気が必要だったと思う。本当によくがんばった。彼女は、4月から日本の大学生活が始まる。
留学中の学生の成長をそばで見ているのもとてもうれしいが、留学後にそれぞれの道で確実に進んでいる学生達の話を聞くのも、すごくうれしい。
二人とも、これからの人生も応援しています!
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